通算2000安打にあと1本と王手をかけている広島新井はエルドレッドとともに休養を与えられた。主役のいないマツダスタジアムでは、後輩たちが援護射撃の準備を整えた。1番田中は「勝ち試合で祝いたい」とナインの思いを代弁した。

 新井は24日までの阪神3連戦で5安打と量産。4番に起用された19日DeNA戦から5試合連続安打中だ。「みんなに乗せられているのは間違いない。球場の雰囲気もいいし、チームメートのサポートの中で打てている。球が見えているから緊張しないのか、みんなに乗せられているから球が見えているのか。どっちが先か分からない」と自己分析した。

 走者のいない状況では打率2割1分7厘ながら、走者を置くと打率4割超え。得点圏打率4割2分9厘はリーグトップタイだ。26日のヤクルト先発成瀬とは通算17打数5安打で対戦打率2割9分4厘。今季の5日の対戦でも2打数1安打だったように1試合に1安打ペースで、大台到達の予感を漂わせる。

 新井は言う。「勝ち試合で達成したい。試合後に素直にみんなと喜べるから」。6連戦へ弾みをつけるためにも今日26日、神宮球場でのヤクルト初戦で決める。【前原淳】