中日が打ち合いに敗れた。4点を勝ち越された直後の6回、ビシエドの9号2ランで一気に場内の風向きを変えた。

 その後押せ押せムードで1死満塁のムードを作ったが、代打野本が二ゴロ併殺であと2点を詰められなかった。とはいえ、打線がいくら打っても、先発若松が5回途中6失点、2番手又吉、続く岡田も打ち込まれては流れを持ってこられるはずもない。

 谷繁元信監督(45)は「6回は勝負にいったけど。打線は悪くない。しっかりヒットも出ている。若松は4回からちょっと慎重になったかな」と振り返った。