左肘痛のため2軍調整中の中日大野雄大投手(27)が13日、ナゴヤ球場で初めてフリー打撃に登板した。

 ドラフト3位の木下、同6位の石岡らを相手に60球を投げ、途中からはスライダー、ツーシームもミックス。バットを2本折るなど直球にキレ味があった。

 3年連続2桁勝利の左腕は、初の開幕投手を務め、2勝1敗で離脱。大野は「今日のテーマはストライクをとること。これだけストライクが入れば問題ないです。体も痛いところはない」と明るい表情だった。21日に2軍戦登板、その次は1軍復帰の青写真が描かれている。