「逆転のロッテ」打線に2点ビハインドは軽かった。決勝打は清田だ。0-2の2回、高浜の2点適時打で追い付き、なお2死一塁で回ってきた。広島九里のシュートをライナーで左翼席最前列へ突き刺す5号2ラン。「同点にしてくれたので気分よく入れました」と声を弾ませた。12球団最多の今季18度目の逆転勝ちで、交流戦最初のカードを勝ち越した。先発全員安打で今季最多19安打を重ね、13得点で打ち勝った。

 清田は、ここまで打率2割台前半に低迷。今カード初戦の5月31日には、志願して午前中にQVCマリンで行われた2軍戦に出場した。親子ゲームで、復調のきっかけをつかもうとした。この日は6回にも中前打を放ち、やっと今季3度目の猛打賞だ。「我慢して使ってくれた監督のおかげ」と感謝した。伊東監督は「彼が打ってくれないと、打線は機能しない」。期待を背負い、打線の核を担う。