日本ハムが持ち前のつなぎの野球で、完全に序盤で主導権を奪った。

 1点リードの3回に単打4本を集中して、2点を追加した。右前適時打を放った田中賢介内野手(35)は、6年ぶりの新潟での一戦だけに、うれしかったよう。「(球種は)真っすぐ。みんなが作ってくれたチャンスだったからね。この新潟で1本打てて良かったです」。左犠飛のブランドン・レアード内野手(28)は「打ち損じたよ。ツーシーム攻めだったね」と苦笑も、ご満悦でスタンドに手を振っていた。