有言実行だ。西武高橋光が、リーグ戦再開の“開幕投手”として地元に凱旋(がいせん)する。先発予定の24日のロッテ戦は、球団として4年ぶりとなる1軍戦群馬開催。「地元で投げたい思いは、プロに入ってからずっとありました。チームの勝利につなげられるように、しっかり投げたい」と力を込めた。

 思い出の地だ。舞台は前橋市の上毛新聞敷島球場。夏の甲子園を制した、前橋育英2年時の群馬大会決勝と同じマウンドに立つ。昨年12月、同球場で野球教室に参加した際に「1軍にいないと投げられない。ローテーションを守って、地元でいいところを見せたい」と話していた。

 宣言通り、4月末から先発ローテをキープ。ここまでロッテ戦1試合を含む3勝を挙げている。潮崎ヘッド兼投手コーチは「カード頭も任せられる。チームにも自分にも勢いをつけてほしい」と期待した。

 19日のヤクルト戦の試合前には、エース岸と一緒にアメリカンノックを受けた。「きついです」と息を切らしながら「群馬で勝つためです」と言って汗を流した。当日のチケットは20日に完売。地元の熱い視線に、右腕で応える。【鎌田良美】