日本ハムのブランドン・レアード内野手(29)が「すし」つながりで、子どもたちを犯罪から守る啓蒙ポスターに起用された。24日、楽天戦前の札幌ドームでレアードが登場するポスターがお披露目された。

 04年から防犯標語として周知されている「いかのおすし」と、すしを握る「すしポーズ」が大人気となったレアードがコラボレーション。10月11日から始まる「全国地域安全運動」で、北海道内の小学校などに配布されるポスターに出演する。レアードは「いつも元気いっぱいの子どもたちが犯罪にあわないように『いかのおすし』を覚えてもらいたいね。これからも子どもたちのためにいっぱい、おすしを握り続けるつもりだ」と、呼びかけた。

 ちなみに、犯罪標語「いかのおすし」は、次のような意味合いがある。

「いか」 知らない人にはついて“いか”ない

「の」 知らない人の車には絶対“の”らない

「お」 「たすけて」と“お”おごえを出す

「す」 “す”ぐ逃げる

「し」 大人に“し”らせる

 子どもに受け入れられやすい、覚えやすい、具体的な行動に取り入れやすいことを考えてつくられた。