オリックスは神戸市のほっともっと神戸で編成会議を行い、阪神にFA移籍した糸井嘉男外野手(35)の人的補償で投手を獲得することを決めた。

 阪神への連絡がまだという理由で具体的な名前の公表は控えたものの、福良淳一監督(55)は「投手に決めました。来年1軍戦力になってくれること、現時点で故障がないことが理由」と語った。

 夕刻に会見した長村球団本部長も選手名は明かさず。ただ「戦力に厚みを加えてくれる選手。まっすぐも変化球も1軍の戦力になりうる」と明言し「阪神から当該選手への通達などいろいろな手続きさえすれば、明日中には発表したい」とめどを明かした。