中日ダヤン・ビシエド内野手(29)が19日、米国の市民権取得のため渡米した。

 同日から1軍登録を抹消され、来週末に再来日する予定。昨年は同取得手続きのために6月16日に渡米し、同年7月17日の巨人戦で復帰するまで約1カ月戦列を離れた。ビシエドは「このたび、再度アメリカの市民権取得のために一時帰国することになりました。取得後、速やかに日本に戻ります。球団関係者、およびチームメート、ファンの皆様にご心配、ご迷惑をおかけしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします」とコメントした。

 同選手はキューバ出身で08年に亡命した。ビシエドの代わりには同日、育成選手だったライデル・マルティネス投手(21)支が配下登録とともに、1軍出場選手登録された。