敷田球審が、倒れるアクシデントが発生した。

 7回1死二塁、打者秋山、カウント2-2からの5球目に入る直前、敷田球審が急に後ろに倒れた。数歩後ろに下がりながら尻もちをつき、そのまま後頭部を打ち付けた。

 マウンドにいた中日木下が異変を感じ、手を挙げて試合を止めた。

 両チームのベンチからスタッフが駆け寄り、AEDも持ち出されたが、約3分後に担架で運ばれた。

 敷田球審は、前打者の西武金子のファウルチップが左膝付近に当たり、痛みを訴えていた。

 その後、三塁塁審の柳田が球審に入り、予備審判の嶋田が三塁塁審に入った。7分間の中断を経て、試合が再開された。