<横浜0-2中日>◇3日◇横浜スタジアム

 出場選手登録されたばかりの横浜工藤公康投手(45)が9回、リリーフで登板した。先発のための調整登板ではなく、中継ぎ投手としてブルペンで待機し、登板に備えるのは西武時代の85年以来、24年ぶり。89年にも16試合の中継ぎ登板があるが、工藤は先発復帰に向けての準備だったと位置づけているようで「20年ぶり?

 もっとだよ。4年目の途中で先発に転向する前以来だからね」と話した。名前をコールされた際には大歓声で迎えられ「うれしかった。帰ってきた感じがした」と喜んだ。「中継ぎの大変さをあらためて学んでいる。リリーフがいるから、先発は安心して投げられる。白星?

 それは先発投手につくのが一番だから」とベテラン左腕は、やりがいに燃えていた。

 [2009年5月3日19時16分]ソーシャルブックマーク