広島は26日、日南秋季キャンプ(30日~)の参加メンバーを発表し、大野豊投手チーフコーチ(55)が投手陣強化の練習方針を説明した。「ブルペンにはそんなに入らない。いま持っているスピード球、速球を速くできるようにしたい」。今季はチーム防御率4・80と投手陣が崩壊した。野村体制に入って、これまでのキャンプではブルペンでの投げ込みを奨励していたが、今秋は球数を制限。量よりも質を追い求めるスタンスに切り替える。マツダスタジアムでの秋季練習では遠投や内野での送球を集中的に行い、力強いスローイングを追求。球速アップが最優先の目標となる。

 [2010年10月26日21時49分]ソーシャルブックマーク