阪神は16日、城島健司捕手(35)が大阪府内の病院で左膝のクリーニング手術を行ったことを発表した。痛めていた右肘も8週間のノースロー期間を設けることも決定。今季中に復帰する可能性が消滅した。城島は球団広報を通して、以下のコメントを発表した。

 「優勝争いをしているチームに迷惑をかけることになり、大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。自分としてもチームの役に立ちたい思いが強かったのですが、今のままでは、真弓監督からも強く要望されている捕手として完全に復帰するのは難しいと考えました。渡米して診察を受けた専門医の先生の意見と日本の担当医の先生の意見を聞いた上で最良な選択だと思い、手術に踏み切りました。手術した以上、1日でも早く『捕手城島』として復帰できるようにしたいと思います」。