巨人ラスティ・ライアル内野手(28)の「職場放棄」問題で、清武英利GM兼球団代表(60)が6日、ナゴヤドームで報道陣にすでに罰金を科していることを明かした。3日のヤクルト戦(神宮)の試合中にベンチで応援せずに、クラブハウスに勝手に引き揚げた件について「9回の途中でロッカーに引き揚げたのは事実。戦う選手としては極めて恥ずかしいことなので、即日罰金を科しました」と説明した。罰金の金額は明かさなかったが、「重い罰金」と話し、数十万円とみられる。球団の国際部からライアルの代理人に対し、文書で抗議もしたという。「罰金を科したということは、制裁をしてチャンスをやるということ、本人が立ち直れば」と、今後の改心と奮起を期待した。