オリックス李承■内野手(35)が21日、ほっともっと神戸で退団会見を開いた。ロッテ、巨人と合わせて日本での8年間を「いろんなことがあって全てを言葉で表わすことはできない。辛い思いも、幸せなこともあった。野球だけでなく人生においても素晴らしい経験をした」と振り返った。

 オリックス1年目だった今季は122試合に出場し、打率2割1厘、15本塁打。クライマックスシリーズ(CS)進出のかかった今季最終戦も3三振と低調で「プロは成績で応えるべきです。自分が思ったようにできず、申し訳ない。CSに行けなかったのは自分にも責任がある」と頭を下げた。

 シーズン終了後、自動的に2年目の契約が更新される条項を球団と結びながら、自ら退団を申し入れたことについて「(韓国に)帰りたくなった。パッとそういうのが頭にあった。言葉では説明できない」とした。今後は韓国球界でのプレーを希望している。※■は火へんに華