プロ野球の横浜は2日、横浜市内の球団事務所で臨時の株主総会と取締役会を開き、名称を正式に横浜DeNAベイスターズへ変更し、オーナーにディー・エヌ・エー(DeNA)会長の春田真氏(42)、社長には同執行役員の池田純氏(35)が就任した。加地隆雄社長ら12人の役員は退任が決まった。

 TBSホールディングスからDeNAへの球団株の譲渡も完了し、正式にDeNAがオーナー企業となった。

 新球団社長となる池田氏は「不安は正直ない。期待の方が大きい。選手には横浜が幸せになるような試合をしてほしい。プロ意識、ファンサービスを徹底していきたい」と意気込みを語り、地域貢献に特化した社長直轄の部署を立ち上げる計画を明らかにした。