<阪神1-2巨人>◇6日◇甲子園

 巨人川口和久投手総合コーチ(52)が先発沢村拓一投手(24)の立ち直りに期待した。1回、先頭鳥谷、2番平野に連続安打を許した。4番金本を敬遠ぎみの四球で歩かせ、1死満塁のピンチを背負ったが、後続を打ち取り無失点で切り抜けた。2回終了時点で川口投手総合コーチは「立ち上がりはリズムが早すぎて投げ急いでいた。初回のマウンドで『テンポが速くなっているので自分の間で投げる』ことを伝えた。2回は自分らしい投球に戻っているね」と、一安心。

 3回の先頭平野の打球が右足に直撃するアクシデントにあい、治療のためベンチに下がったが、再びマウンドに上がり続投している。