阪神は5日、球団史上初のゼネラルマネジャー(GM)に元監督の中村勝広氏(63)が就任したと発表した。

 阪神は今季、主力の不振や若手の伸び悩みなどで5位と低迷している。シーズン途中という異例の時期に、現場とフロントで経験豊富な中村氏に立て直しを託した。

 中村氏は千葉・成東高-早大から1972年に内野手として阪神入り。阪神では90年から95年途中まで指揮を執り、オリックスでも監督、GMを務めた。