DeNAの新人合同自主トレが8日、神奈川・横須賀市内のベイスターズ球場で始まった。

 ドラフト1位の駒大・白崎浩之内野手(22=埼玉栄)、同2位の法大・三嶋一輝投手(22=福岡工)ら新人7人が、視察に訪れた中畑清監督(59)が見守る中、プロとしてのスタートを切った。

 ランニングやキャッチボールで汗を流した後は、恒例の山登り。標高133メートルの塚山公園まで、約1・5キロをランニングした。頂上で出迎えた中畑監督は、「今年の新人たちは力強さがあるな。活気があって、一番望んでいた世界だね」と、即戦力ルーキーたちの動きに満足げな表情を見せた。

 初日の練習を終えた白崎は、「すごく楽しく充実した1日でした。監督からも即戦力と言われているので、(春季)キャンプでも初日から動けるように体作りをしっかりして、アピールしていきたい」。山登りで1位だった三嶋も「焦らず、じっくり、もう1回体を作ってキャンプに臨みたいと思う」と表情を引き締めていた。