<ソフトバンク10-4中日>◇20日◇ヤフオクドーム

 今季ワーストと言える惨敗に、中日高木守道監督(71)は怒りを通り越してあきれていた。「3回で10失点とは参ったねえ」。

 先発カブレラが、まさかの3回10安打10失点でタカの餌食になった。高木監督は早々と負けを覚悟したようで、なんと3回裏から谷繁と井端を若手にチェンジ。4回裏からも和田、ルナ、荒木を下げるベテランの体力温存作戦に出た。

 「何でオレのかかと踏むんだ!」。通路では報道陣をひとにらみしたが、再びBクラスに落ち、言葉少なにバスへ消えた。

 07年から続くヤフオクドームでの交流戦連敗は13まで延びた。