オリックスから移籍したDeNAアーロム・バルディリス内野手(31)が29日、成田空港着の航空機で、家族とともに来日した。

 新天地で迎える日本7年目のシーズン。開口一番、「とてもワクワクしている。チームメートや球団の関係者にしっかりあいさつしたいと思ってるよ」と、真面目な性格の助っ人らしいコメント。5年ぶりにセ・リーグでのプレーとなるが、「リーグは違うけど同じ野球。不安はない。今までと同じようにいい成績を残したい」と力を込めた。

 27日に来日した主砲ブランコからは「バルディリスと2人で250打点」とハッパを掛けられたが、本人は冷静。「(目標に)明確な数字を設定するつもりはないんだ。チームのために一生懸命プレーすれば、シーズンの終わりに数字が残っていると思う」と、足元を見つめ、フォア・ザ・チームを強調していた。