阪神掛布雅之GM付育成&打撃コーディネーター(DC=58)が「天ぷら交流」の実情を明かした。

 3日、安芸キャンプでは初日から続けた打撃投手の登板を回避し、若手への打撃指導に専念した。練習後、報道陣との雑談では、1日夜に若手のために、エビの天ぷらを揚げた話題が出た。「僕が天ぷらを取りに行ったら(別の場所で)パーンと音がして。天ぷらを揚げていた人が、俺の天ぷらを揚げたまま、音の方に行ってね、自分の天ぷらを見てたわけ。そしたら、みんなにね。北條が『4本ください』って。安藤は『イモを食べたい』って…」と振り返った。

 料理は得意だという。「作るのは全然(大丈夫)。包丁も握る」と話した。手が大切なプロ野球選手はあまり包丁を用いないが、現役時代から使っていたという。「そんなに気にしなかった。投手じゃないから」と平然としていた。特技も若手との円滑なコミュニケーションの役に立っている。