<DeNA3-6巨人>◇26日◇横浜

 巨人が3年連続36度目のセ・リーグ優勝(1リーグ時代を含めると45度目)を決めた。球団創設80周年の節目の年を見事優勝で飾った。

 優勝が決まった瞬間、コーチ陣らとガッチリ握手をかわすと、左翼席の巨人ファンの大声援に左手を挙げて応えた。そのまま、マウンド上に出来た歓喜の輪に加わり、8度宙を舞った。左手で涙を拭きながら、阿部主将らを抱きしめて喜びを分かち合った。

 原辰徳監督の優勝インタビューは以下の通り。

 -リーグ3連覇、8度胴上げで舞った

 原監督

 今年のペナントレースは、長くて険しく、大変なシーズンでありました。しかし、全員団結して、もがき、汗をかき、智恵を出しながら頑張ってくれた。本当に大きな喜びとなっています。

 -夏場、苦しんだ

 原監督

 苦しんだ分、ファンの方にも本当に喜んでもらっていると思います。我々も喜びの大きい優勝です。

 (声を張り上げ、ファンに向かって)ファンの皆さん、おめでとうございます。

 -今年のチームの強さは

 原監督

 ペナントレースにおいて、得点力に関しては、巨人は今年80周年ですが、80年の歴史の中でもあまり褒められたチームではありません。しかし、団結力、守備力は80年の歴史の中でも1番強いチーム。そういうのがあったから、ペナントを勝ち取れた。私事ですが、父が他界した。横浜スタジアムで胴上げできたことを(父も)本当に喜んでいると思います。(父は)「まだ、まだ」と言っていると思います。今日はペナントレースで優勝できた。これから、さらに強いジャイアンツを目指してひと山、ふた山、乗り越えて強いジャイアンツを目指して頑張っていきたいと思います。