西武のエース岸孝之投手(30)が8日、今キャンプ初めてキャッチボールを行った。

 キャンプ初日の1日に背中の違和感を感じて別メニュー調整が続いたが、この日は背中をひねる動きも交えてダッシュをするなど状態を確認。キャッチボールを解禁し、約30メートルの距離で背筋の動きを確認するように約10分間、投げ続けた。

 「違和感なく投げられた」。涙する女性ファンがいたことに「今日は風が強かったので、あれ(砂埃)じゃないですか?」と苦笑い。

 調整段階が上がったことに「もうちょいレベルを上げた練習を次のクールからやれたら。(ブルペンは)今、いつ入るとは言えない。状態を見ながらですね」と話した。