<イースタン・リーグ:ロッテ7-11湘南>◇15日◇千葉マリン

 WBCで右太もも裏を肉離れした横浜村田修一内野手(28)が、実戦復帰第1打席で豪快アーチを放った。「4番指名打者」で先発出場。初回1死一塁、カウント1-0からの初スイングだった。左腕服部の高く抜けた113キロチェンジアップを左中間席へ飛び込む推定130メートル弾。「ワクワクして打席に入りました。正直ビックリです」。第2打席は服部の低めチェンジアップに対応し、下半身の粘りで左前へ運んだ。

 米国で3月19日(日本時間同20日)に負傷して以来の試合は2打数2安打。「走塁は8割でも打撃は100%。振ることには不安はない」。故障当初は全治6週と診断されたが、4週間をたたずに実戦復帰。17日からは山形遠征(楽天3連戦)にも帯同し、守備機会も模索する。「できるだけ早く(1軍に)上がりたい」。手応え十分の2打席だった。

 [2009年4月16日8時30分

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