秋山ホークスが、多村仁志外野手(32)復帰で史上初の交流戦完全Vに挑む。18日、富山から横浜に移動したソフトバンク秋山幸二監督(47)は、右ひざに痛みを抱え、ここ2試合先発メンバー落ちした多村について「打撃は練習できているから問題ない。あとは走る方がどうか。でも、(試合のない)この2日間は大きいよ」。ここまで打率3割5分6厘、4本塁打のスラッガーの20日横浜戦(横浜)でのスタメン復帰を示唆した。
あと1勝で快挙を成し遂げる。ここまでセ5球団に対する勝ち越しを決めており、横浜2連戦で連敗以外なら、全球団に勝ち越す「完全優勝」が決まる。秋山監督は「頑張ってきますよ」と短い言葉に闘志をこめたが、何より頼もしいのは、多村の復帰に違いない。
左ひじ痛のためDHのないセ・リーグの本拠地では主砲松中をスタメン起用できないだけに、なおさらだ。6月2、3日の横浜戦で多村は、7打数5安打3打点1本塁打の大当たり。3月12、14日のオープン戦での古巣との対決でも、2試合連続本塁打を放つなど好相性だ。
この日早朝、チーム本体とは別便で家族の待つ横浜へ帰った多村も「(横浜戦から)出るよ。相手がどうこうというのは関係ないけれど、久々の公式戦での横浜戦だし、打ちたい。(右ひざの)状態はまったく問題ない」と意欲をのぞかせた。「完全Vなら史上初?
そうなの!。勝たないといけないね」とも話し、チームの交流戦完全優勝を自らのバットでたぐり寄せるつもりだ。
横浜戦に連勝すれば、チームは過去の交流戦最多に並ぶ貯金13(05年ロッテ、07年日本ハム)を記録する。秋山ホークスが、09年交流戦で、有終の美を飾る。
[2009年6月19日11時4分
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