横浜が総力戦で苦手中日戦の連勝をもくろむ。5日から新潟での中日2連戦には左腕スティーブン・ランドルフ投手(35)、右腕ライアン・グリン投手(34)を投入する。田代富雄監督代行(55)は、今季の中日戦で3勝15敗と苦戦している現実を踏まえ「勝つためには僅差(きんさ)をものにするしかない。先発がゲームをつくることが最大の条件になる」と話した。ランドルフは来日後の8月3試合で防御率2・08と奮闘。ランドルフは「少ない球数で長いイニングを投げたい。完投?

 スターター(先発)としてはそれが最高のシナリオだ」と、1人で投げきる気概を示した。

 2戦目のグリンにとっては正念場のマウンド。今季3勝12敗に球団首脳は現時点でのグリンを「来季残留については当落線上」という評価を下している。4日はハードオフ新潟で全選手参加の練習を行った。田代監督代行は「全員の力でプロとしての意地を見せたい」と言葉に力を込めた。

 [2009年9月5日9時20分

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