<阪神3-4広島>◇19日◇甲子園
0・5ゲーム差の三つどもえの争いを演出したのはマエケンだった。広島前田健太投手(21)が3被弾しながらも7回を3失点でしのぎ、石原の同点弾、天谷の勝ち越し犠飛を呼んだ。圧巻だったのは、4-3と逆転に成功した7回裏だった。阪神狩野、代打ブラゼル、浅井を力で3者三振にねじ伏せた。特に、浅井にはこの日最速の147キロ速球で追い込み、最後も146キロのストレートで見逃し三振に切って取った。チームは連勝で阪神とのゲーム差を0・5にまで縮めて4位ヤクルトに並び、20日にもクライマックスシリーズ(CS)圏の3位に浮上する可能性が出てきた。
2点を先行してもらった前田健だったが、2回に金本、3回に浅井、鳥谷にも1発を浴びた。「アマ時代にも記憶がない。3本打たれたけど、全部ソロ。粘っていけばチャンスはある」と気持ちを切り替えた。4回以降は降板するまでの4イニングを散発2安打に封じた。
登板試合前に全身に粗塩を塗るのが恒例行事となった。遠征先では、コンビニなどで粗塩を買う。清めの塩で8勝目と目標の2ケタ勝利も見えてきた。残り2~3度の登板で到達を狙う。それができれば、チームも逆転CS進出の目標に近づく。【高垣誠】
[2009年9月20日9時30分
紙面から]ソーシャルブックマーク



