<横浜2-3ヤクルト>◇6月30日◇那覇
ヤクルトが沖縄決戦を制し、4連勝で4位に浮上した。お立ち台の中沢雅人投手(25)に「4位浮上ですね」という質問が飛ぶと、左翼芝生席のヤクルトファンから「ウオー」と歓声が起こった。監督交代の荒療治で立ち直り、6月単独首位の快進撃。この日もしっかり接戦をものにした。
勝負どころは5回に来た。連打で一、二塁のチャンスをつくると、8番の藤本にバントの指示を出した。「本来は藤本には打たせて、次の投手(中沢)のところでバントなんだけど、投手のバントの成功率がどうなのかと。中沢の打撃の良さもあったし、二、三塁のチャンスを確実につくりたかった」と小川監督代行。結果は、暴投で1点を先制し、青木、田中が連続適時打。ここしかないというチャンスをものにした。
着実に順位を上げているが、意識はそこにはない。小川監督代行は「順位はすぐに入れ替わるもの。優勝を争っているわけではないので、それは気にしません。何位を目指そうということも話してないですし」。前夜のサッカーW杯日本戦は、延長戦までで眠ってしまいPK戦を見逃した小川監督代行だが、ヤクルトの今季の結末は、目の覚めるようなものになるかもしれない。【竹内智信】
[2010年7月1日9時35分
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