<ヤクルト5-8中日>◇4日◇秋田

 ヤクルト青木宣親外野手(28)が史上258人目となる通算1000安打を達成した。大記録に王手で迎えた6回2死の第4打席。カウント1-3から、中日平井の外角シュートを振り抜いた打球が、左中間を破る二塁打となった。770試合目での達成は、マリナーズ・イチローの757試合に次ぐ歴代2位のスピード記録。03年ドラフト4巡目で入団した男は「プロに入ったころに比べれば、自分も成長したのかな」と感慨深げだった。

 05年に、イチロー以来史上2人目のシーズン200安打を達成し、07年には史上最速ペースで通算500安打に到達。天才ヒットメーカーは、地道な努力を怠らない。1打席1打席を毎晩のように自宅でVTRなどで振り返り、反省を忘れない。体のケアのため、入浴にはマッサージで時間を費やす。今年1月、宮崎での合同自主トレで寝食をともにした4年目の上田が「初めて1時間以上も風呂に入りました」と、驚いたほどだ。

 節目の1本は、あくまで通過点。「ヒットを打つのは好きなので。チームが勝つように、イチローさんぐらいたくさん打ちたい」。これからもヒットを量産する。【由本裕貴】

 [2010年7月5日9時37分

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