左肩痛でフレッシュ球宴出場を辞退した西武雄星投手(19)が20日、4日以来となるキャッチボールを再開した。西武第2球場で、約20メートルの距離を30球。ボールはゆるやかながら、1球1球を丁寧に南谷コンディショニングコーチのミットに向かって投げ込んだ。先週からネットスローを開始していたが、快晴の青空のもとで久々の感触を確かめ「気持ちいいですね。痛みはないです。投げられることがうれしい」と晴れやかな笑顔を浮かべた。5日の検査で軽い肩痛の診断を受け、気持ちの整理がつかない時もあった。だが、今は前向きに受け止め「焦らずにやっていきます。順調にきてますし、自分の感覚としては8月の最初くらいにブルペン入りできればいいと思います」と復帰プランを語った。

 [2010年7月21日8時37分

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