全開宣言だ!

 右足甲の骨折でリハビリを続ける阪神能見篤史投手(31)が29日の練習後、大阪市内の病院でエックス線検査などを受け、患部の最終確認を行った。「今まではセーブしている部分も多かったけど、やれることも増えると思うので、思いっきりやりたい」と全開宣言。30日にもブルペンでの本格投球や、ダッシュを再開する。

 能見はすでに力強い投球も行っており、検査前には権田トレーナーも「良い結果が出ると思います」と話し、制限が解除された模様だ。投内連携やベースランニングなど、試合での実践的な動きをクリアすれば、8月上旬にも実戦復帰する。順調に行けば8月中の1軍復帰も可能となり、山口投手コーチも「順調だとは聞いている。しっかり投げられるようにしてもらわないと」と心待ちにした。シーズン終盤の正念場に頼れる左腕が帰ってくる。

 [2010年7月30日10時53分

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