<中日4-1阪神>◇7日◇ナゴヤドーム
4番新井貴浩内野手(33)が意地のタイムリーを放った。0-4で迎えた6回、平野の内野安打などでつくった2死二塁のチャンス。外角低めに沈む山本昌のシンカーを、バットで拾うように中前へ運んだ。平野が生還すると、虎ファンはこの日1番の大歓声。0封を続けてきたベテラン左腕に一矢を報いた。
3連敗に笑顔はない。5試合ぶりタイムリーについても「まあ…」と小さく答えただけだった。先制機だった初回2死二塁の右飛など、他の3打席はすべて走者を置いて回って来たが凡打。どこかで1本打っていれば、展開も違ったはず…。主軸として敗戦の責任を感じているようだった。
「また明日、切り替えてやるしかないです」。悔しさをかみしめて帰りのバスに乗り込み、最後に振り返って言った。同一カード3連敗はできない。幸い巨人もお付き合いしてくれており、勝てば首位奪回のチャンスは今日もある。短い言葉に4番の決意がこもっていた。
[2010年8月8日11時18分
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