<パCSファーストステージ:西武4-5ロッテ>◇第2戦◇10日◇西武ドーム
2年契約の1年目だった西武渡辺久信監督(45)の来季続投が決まった。ロッテに連敗してCSファーストステージ敗退が決まった試合後、前田球団本部長らと話し合い、来季も指揮をとることを確認。「このままじゃ終われない。やり残したこと、やらなきゃいけないことはまだまだある」と就任4年目の巻き返しへ決意の表情を浮かべた。
リリーフ陣の不調に歯止めが利かなかった。1点リードの9回、長田秀一郎投手(30)を投入した。「1年間ずっと中継ぎで頑張って、状態がよかった」と抜てきしたが、初球スライダーを里崎智也捕手(34)に被弾して同点。セーブ経験のない8年目右腕には、荷が重かった。9日4点リードを守れなかった守護神ブライアン・シコースキー投手(36)をあきらめ、苦肉の継投策だった。
11回に4番手小野寺力投手(29)が井口資仁内野手(35)に適時打を浴び、2試合連続で延長負けした。延長戦はレギュラーシーズンでも1勝8敗1分けと苦戦。データ通りの結果は、投手の駒不足を物語った。試合終盤にいくほど不安が増したが「ロッテとは少しの差。こういう形で終わったけど、レギュラーシーズン2位。選手はよく頑張った」とねぎらった。
就任1年目の08年日本一から4位、2位。今季は優勝目前でソフトバンクに逆転を許し、腹心だった大久保博元・前2軍打撃コーチはシーズン途中に解雇された騒動もあり「いろいろ考えるところがあったが、ここで投げ出すのは無責任」と続投を決断した。課題を整理し、もう1度チームを立て直す覚悟だ。
[2010年10月11日9時9分
紙面から]ソーシャルブックマーク



