阪神秋山拓巳投手(19)が23日、オフの「城島塾」入門を熱望した。西宮市の鳴尾浜球場で練習し、シーズン中に城島健司捕手(34)と自主トレについて話したことを明かし、今年は合同で行う希望を明かした。「1年目なので、先輩に連れて行ってもらった方が練習できると思います。城島さんとなら、トレーニング環境もしっかりしてると思います」。話しぶりは、明確なビジョンと、現実味を帯びていた。

 何もかもが初めての1年目。シーズン終盤に差し掛かった9月、好奇心旺盛な右腕は、オフの過ごし方を先輩方に“取材”。その中で、話に引き込まれたのが城島だったという。「長崎でやられているんですよね。1番話しました」。城島はプロ入り以来、毎年故郷の長崎・佐世保で自主トレを行う。ソフトバンク時代から後輩を引き連れ、昨年はビーチバレーの浦田聖子ら、異種競技のアスリートを含めた総勢10人で合同自主トレを行った。発展途上の19歳にとっては、生きた教材の宝庫だ。

 グラウンド外にも、魅力がある。「休日には釣りにも、連れて行ってくれると思うので」。共通の趣味が、2人をつなぐ。中3夏にブラックバス釣りにはまり、昨年9月には90センチのスズキを釣り上げた。昨年仮契約した際、城島に“弟子入り”を熱望した経緯もある。正捕手を24時間密着マークすれば、より深くリードを理解することにもつながる。

 25日からは、1軍秋季練習に合流する。この日は、キャッチボールやウエートトレーニングなどで汗を流した。来季へ向けた準備は着々と進めている。城島に合同自主トレ参加を許可されれば、とことん食らいつき、勝つための極意を吸収する。【鎌田真一郎】

 [2010年10月24日11時15分

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