佑ちゃんが上々の第1歩を踏み出した。日本ハムのドラフト1位斎藤佑樹投手(22=早大)が13日、韓国サムスンとの練習試合で実戦初登板を果たした。名護市営球場に収容人数を上回る5200人が集まる中、4回から2番手で登板。上位打線を相手に1回無安打無失点に抑えた。

 -どのような気持ちでマウンドに立ったか

 斎藤

 雰囲気を味わいたいと思っていたので、実戦という形で結果的に1回を0点で抑えられてよかった。

 -コントロールは

 斎藤

 基本的に低めを意識した上でのボール球だったので、それはよしとします。まだ思ったところに投げ切れていないので、それは今後の課題にしたい。

 -プロの守備をバックに投げた

 斎藤

 やっぱり安心感があります。今日の打球も決して簡単な打球ではなかったので、しっかりさばいてもらってよかったです。

 -今後のキャンプではどのように調整していくか

 斎藤

 キャンプも中盤にきて、疲れもたまってくるので、1回体を調整して終盤に向けて上げていきたい。打撃投手を出来るところでやりたいです。

 -プロのユニホームを着ての初登板

 斎藤

 ユニホームよりバックにプロ野球選手がいることがうれしい。不思議な感じ。やっとプロに入ったという実感が湧いた。

 -今日は力の入れ具合は

 斎藤

 7割くらいです。

 -開幕に向けて、3月のオープン戦で10割の力で投げる

 斎藤

 8、9割くらいです。10割まではいかない。1年間やるためにはそれが必要だと思います。

 -今日点数を付けるとしたら

 斎藤

 今日は60点。(足りない40点は)コントロールとキレ、その両方です。

 [2011年2月14日7時54分

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