<中日1-0阪神>◇17日◇ナゴヤドーム
中日の先発マキシモ・ネルソン投手(28)が、阪神打線を7回3安打無失点に抑え、勝利への流れをつくった。開幕戦に続く今季2度目の登板。6回4失点と打ち込まれた前回登板の教訓を生かした。
「この前、横浜で期待通りのピッチングができなかったので、今日は反省していいピッチングができた」。
5回無死一、二塁のピンチでは、剛球で8番俊介に送りバントをさせず、最後は空振り三振。ここから3者連続三振。力でねじ伏せた。
異例の中4日登板。開幕投手に抜てきされた理由の1つがここにある。吉見、チェンが故障で出遅れ開幕ローテーションから外れた。そんな苦境で、首脳陣は中4日をこなせるネルソンのタフさにかけた。開幕戦は重圧に負けたが、2度目の機会でリベンジだ。もともとタフだが節制の効果でもある。来日4年目。今年の沖縄キャンプは休日前夜もじっと宿舎で体を休めた。前年は、リフレッシュも兼ね外出したこともあったが、ひと皮むけた。
「また同じようにチームに貢献できるよう、次に向かって準備したい」。
勝利はお預けとなったが“開幕投手”の称号に恥じない力投だった。【八反誠】



