西の復帰はお預けよ。オリックスが22日、京セラドーム大阪でシーズン中では異例の紅白戦を実施。先発ローテ入りをかけ、2軍調整中の西勇輝投手(20)、朴賛浩、木佐貫の3投手が登板したが岡田監督の表情は厳しかった。
「全然真っすぐが走ってへん。キレで勝負する投手やのにキレがなかったら棒球。ミニキャンプぐらい、もう1回やり直さなあかん」。
怒りの矛先は西に向いた。最速は141キロ。5回で毎回の8安打を浴びて2失点とさえず不合格通知となった。T-岡田らベンチ入り野手17人全員を、最終8回まで起用した本番さながらの真剣勝負。目的は降格中の朴賛浩、木佐貫を含めた3投手のローテ入りテストだったが、特に待ち望んでいたのが開幕から5勝した西の復活だった。いわば西のための紅白戦でもあっただけに、失望は大きい。
「いかに代償が大きいかということ。ランニングしてない日が続いて足の踏ん張りも効かん。熱が下がっても今までの球はいかん。そんな甘ないよ」。
11日の巨人戦で先発予定が、発熱による体調不良で当日になって緊急回避。翌日、罰則を込めた降格を通達した。だが2軍でも走り込みなどができず、結果はこの日の内容に表れた。20歳の若武者も現状を受け止めた。
西
やっぱり悔しいですね。情けない…。でも見返すつもりでやってきます。
監督の愛のムチをどう受け止めるか。はい上がるか、このまま2軍か。男の意地に期待したい。【松井清員】



