<オリックス0-3ソフトバンク>◇21日◇京セラドーム大阪
最も自信のある球を投げた。9回2死二塁、ソフトバンク和田毅投手(30)は外角低めのチェンジアップで大引を遊ゴロに打ちとると、リードした細川と喜びを分かち合った。今季2度目の完封勝利を、無四球で飾って13勝目を挙げた。試合がなかった日本ハムとのゲーム差を今季最大の8・5に広げ、マジックを12とした。
「今日はチェンジアップが良かった。低めへ、丁寧に投げることを意識した。球数も珍しく少なかったしね」。チームはオリックスに9勝10敗で、同一リーグでは今季唯一負け越している。だが、和田にとってはお得意さまだ。通算22勝目と相性抜群。京セラドーム大阪でも06年7月11日から6連勝中だ。
秋山幸二監督(49)は「和田がよく投げてくれたな」と目を細めた。今月16日に海外FA権を取得し、メジャー複数球団から熱視線を浴びる左腕。まずはリーグ連覇へチームを大前進させた。「チーム一丸となってマジックを1つずつ減らしていきたい」。最短での優勝決定は30日西武戦。そして、CSで対戦する可能性のある相手に「和田アレルギー」をさらに加えたことも、大きなプラス要素となった。【奈島宏樹】



