【グアム(米国)6日=為田聡史】生え抜きの意地を見せてやる!

 現地で自主トレ初練習を終えた巨人内海哲也投手(29)が6日、鋭い表情で固い決意を語った。「僕と東野、沢村の3人の中で開幕投手を争うぐらいのトレーニングをする」。ソフトバンクから杉内俊哉投手(31)、D・J・ホールトン投手(32)ら実績を持つ投手が加入。昨季、最多勝を獲得した内海自身でさえ「例年にないぐらい激しい競争になると思う。横一線のつもりです」と、サバイバルレースに挑む覚悟を示した。

 言葉通り、初日から過酷な走り込みを課した。練習前のロードワークをアップ代わりに、40秒間走×8本を2セット。東野、沢村、山口、小野、小山とともに歯を食いしばりながら灼熱(しゃくねつ)のグアムの地を激走した。「この中でもライバル。こういうトレーニングでもいつも競争だし、誰かに負けたくないという気持ちは常にある」と、自主トレ期間中にもかかわらず、グラウンドではピリピリムードを漂わせている。

 今年で30歳を迎え「20代前半のときは30歳の自分は野球をやっていないと思っていた。入団して壁にぶち当たって、まったくダメでしたからね」。巨人を背負う投手に成長した内海だからこそ、「生え抜き」に強いこだわりを見せた。