巨人宮国椋丞投手(19)が、故郷・沖縄での凱旋(がいせん)登板実現に意欲を見せた。23日、2月1日からの春季キャンプの1軍スタートが決定した。同19日からの2次キャンプは那覇で行われるだけに、凱旋登板への意欲を聞かれた高卒2年目右腕は「あります」と言った。

 石垣島での合同自主トレで左足側関節を捻挫し、18日のコーチ会議では2軍スタートの方向で話が進んでいた。宮国も「正直、やばいと思いました」と振り返ったほどの捻挫だったが、この日もジャイアンツ球場でダッシュを行うなど経過は良好。「70、80%」(宮国)と言えるまでに回復し、1軍切符をつかんだ。

 体力面をはじめ、不安はあるという。それでも「アピールというよりも、1つ1つ、できることをしっかりやっていきたい」と、まずは凱旋登板に向けて1歩1歩、着実に進んでいくと誓った。