痛烈な“お年玉”を受け取った。オリックス森脇浩司監督(52)が4日、大阪市内で行われたオリックスグループの年賀式に出席。宮内義彦オーナー(77=本社会長)から甘え体質脱却を厳命された。

 「勝負の世界は厳しい。厳しいから結果が出ないと、そういう甘い考えでは成長がない、とお話をいただきました。厳しい世界だからこそ、シビアに物事を考えて結果を出していく、そういうことが大事だと」

 低迷が続くチームに存在しかねない“甘え体質”を危ぶんだ言葉。「積極性と慎重さ、前向きな精神」でグループを支えてきたオーナーの言葉には説得力があった。新年早々から受け取った激辛エールに、指揮官はあらためて気を引き締めた。管理職ら約300人を前にあいさつに立ち「ファンにもっともっと愛される、相手チームからもっともっと嫌がられるタフなチームを作りたい」と誓った。

 今季は優勝候補に名前が挙げられながらも、最下位に沈んだ。来季は4年連続Bクラスからの巻き返しを狙う。監督就任会見から「長く、下り坂には耐えられない。もとの姿、強い伝統のあるチームに戻してほしい」とエールを送り続ける総帥の期待に応えるためにも、厳しく全力でタクトを振るう。【池本泰尚】