2軍調整していた日本ハム武田久投手(35)と、新外国人アンソニー・カーター投手(28=パドレス3A)が、29日の西武戦(西武ドーム)から1軍昇格することが決まった。代わって斉藤と鍵谷の両セットアッパーが降格する。

 インフルエンザ感染で離脱していた武田久は、25日のイースタン・リーグ巨人戦(鎌ケ谷)で復帰。この日も同戦に登板し1回を3者凡退に抑えた。抑えではなく、まずは中継ぎとして復帰予定。「状態としては普通」と気を引き締めた。

 カーターもこの日、来日2度目のマウンドに上がった。5回1死一塁の場面で登板し2/3イニングを投げ1失点。巨人大田に2点本塁打を浴びたが「(本塁打を打たれた)あの1球以外は、感触は良かった」と準備は整っている。中継ぎ陣の層を厚くして、29日からの9連戦に備える。