DeNAがユリエスキ・グリエル内野手(30)に来季も残留要請する方針を固めたことが1日、明らかとなった。グリエルは球団初のキューバ人選手として6月にチームに合流。左脇腹痛による長期離脱もあったが、ここまで32試合で3割5分9厘の好成績を挙げている。池田純球団社長(38)は「ケガによる離脱はありましたが、重要な戦力であることは間違いない。ハマスタ(横浜スタジアム)でのプレーが少ないので、もっとプレーを見たいというファンの期待も高いと思う。そういう意味も含めて、来季も残留してもらいたいと考えている」と明言した。キューバ側との残留交渉は初めてとなるが、球団関係者を現地に派遣することも決めており、残留に向けての熱意を示す。