名手の座は誰にも譲らん!

 阪神大和外野手(27)が早くも2年連続ゴールデングラブ受賞に照準を合わせた。前日6日に外野手部門で同賞を初受賞。「欲しかった賞を取れてうれしい。毎年とれたらいいなと思います」と力強く宣言した。

 7日、鳴尾浜球場での秋季練習初日に参加。全員参加のノックを内野で受け、フリ-打撃では黙々と力強いライナーを放ち続けた。今季は121試合出場で打率2割6分4厘、1本塁打。好不調の波が激しく、レギュラー定着への課題は間違いなく打撃部門となる。

 和田監督は「守備の貢献度は大きい。あとは打撃をどうするか。打率2割8分ぐらいはね」と確実性アップを期待する。大和本人も「もちろん、自分でも分かっている。打撃を上げれば、なんとかやっていける」と気合十分だ。

 指揮官の指摘ポイントは「頭が突っ込む。守備であれだけ下を使えるのに、打撃は上体でやってしまっている」。秋季練習、秋季キャンプでは大幅なフォーム修正を行う可能性もありそうだ。大和は「今までしてきたことは全部忘れて。すべてをゼロにして、打撃コーチと話し合いながらフォームを固めていきたい」と力を込めた。

 鳥谷のメジャー挑戦が濃厚となっており、来季は遊撃手に再転向する可能性もある。「自分はやれと言われたところでやるだけです」と多くは語らなかったが、内野手としてもチーム随一の守備力を誇る。打撃力アップからの2年連続ゴールデングラブ受賞は、現実的な目標だ。【佐井陽介】