早大ドラフト1位候補トリオに対する、異例の12球団「企業説明会」が始まった。早大・斎藤佑樹投手(4年=早実)、大石達也投手(4年=福岡大大濠)、福井優也投手(4年=済美)の指名を検討する各球団の面談が21日、スタート。選手は同席せず、斎藤の両親と応武篤良監督(52)が出席した。初日は日本ハム、阪神、広島、オリックスの順に4球団が訪れた。

 各球団持ち時間30分で、球団の概要や、育成方針を説明。応武監督は「一般企業の説明会みたいなもの。ドラフト絡みの話はほとんどしていない」と話す。斎藤の両親からの質問も全チーム5分ほど設けた。1番手で臨んだ日本ハム大渕スカウトディレクターは「事前に調べて来られて、1つ突っ込んだ内容の質問だった」と驚いた。

 日本ハムはレジュメを用意し、経営理念、活動指針を明確にして、監督やスタッフが変わってもブレない育成方針を説明。一方で斎藤の指名を明言する球団はなく、1位候補から外している阪神は冒頭でその点を説明した。3人を1位候補の5人に入れている広島苑田スカウト部長は「(斎藤指名の可能性は)当然あります」と説明。22日は斎藤の1位指名を公言するヤクルト、ロッテなど残る8球団が面談を行う。