スーパー・フェザー級スーパーファイトで、同級王者の武尊(27)がダニエル・ピュータス(25=スペイン)に、1回2分9秒KO勝ちした。

3月21日の第4代同級王座決定トーナメント決勝で、小宮山工介に3回KO勝ちして以来、半年ぶりの試合となった武尊。防御の姿勢を取るピュータスに対し、右フックで最初のダウンを奪った。そして、左右のボディーから10数発の連打を顔面などにヒットさせ、鮮やかにKOした。

勝利後のリングから武尊は「めっちゃ強くなったでしょ」とファンにアピールした後、皇治が熱望する12月の大阪大会に言及した。「大阪のうるさいヤツがごちゃごちゃ言ってるけど、中途半端な戦い方して、俺の名前出してんじゃない。決まったら皇治を地元でぶっつぶす」といつになく舌も滑らかだった。