総合格闘家に転向した北京五輪柔道100キロ超級金メダリスト石井慧(21=国士舘大4年)が、世界最大の米総合格闘技団体UFC参戦の意志を固めたことが16日、分かった。日本のメジャー団体DREAM入りが秒読みとみられていたが、ヘビー級の選手層が充実しているUFCの魅力を捨てきれずに翻(ほん)意。今後の日程や交渉方法など具体的な部分は未定だが、年明け早々にも渡米する可能性も出てきた。

 DREAM入り秒読みとみられていた石井が一転、米総合格闘技の老舗で世界最大の団体UFCに進む意思を固めた。この日、石井は同団体への参戦について「本気です」とコメント。またマネジメントを務める谷前信治氏も「本人は(UFC参戦を)決めたようです」と明かした。