<プロボクシング:東日本新人王予選4回戦>◇28日◇東京・後楽園ホール◇観衆1400人

 ボクシングの高校アマ4冠王でJRA競馬学校を中退してプロデビューした原隆二(大橋)が無傷のデビュー3連勝でミニマム級決勝に勝ち上がった。サウスポーの大平剛(花形)との距離がうまくつかめず「狙っていたわけじゃないけどうまく左が使えなかった」と手を焼いた。

 焦らずにポイントを重ねて3-0の判定で勝利した。それでも原は「しっかり倒さないといけない。もっと練習します」と安慶名(あげな)健(横浜光)との決勝(11月3日)に向けて表情を引き締めていた。