全日本は25日、11月の台湾遠征の開催概要を発表した。5、6両日に台湾大学総合体育館で行われる。台湾遠征は今年で3年連続となり、今回は初めてタイトルマッチが開催される。5日には世界ジュニア王者カズ・ハヤシが、フィル・アトラスを相手に17度目の防衛戦に挑む。08年にはジュニアのリーグ戦で敗れている相手でもある。「今までタイトルマッチをやっていないのが不思議。十分に資格がある選手だと思う。ワクワクする」と、雪辱戦を心待ちにしていた。6日には、アジアタッグ王者真田聖也、征矢学組が初防衛戦を行う。挑戦者は5日の挑戦者決定トーナメントで決まる。

 また新日本からフリーになった蝶野正洋の参戦カードも決まった。5日に武藤敬司と組んでTARU、レネ・デュプリと対戦。6日にも6人タッグに出る。蝶野は体のメンテナンスを理由に、1月から長期休養に入っており、約10カ月ぶりのリング復帰となる。